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防衛省PFI事業船「ナッチャンWorld」見学

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2017年2月28日(火)、「ナッチャンWorld」が7年ぶりに横浜に来航し、船内公開が行われるということなので行ってきました。


午後休みを取り大さん橋に行くと、「ナッチャンWorld」がすでに大さん橋に接岸しています。
8年前と外見上最も異なるのがこのランプ。
船尾ランプウェイは専用の護岸でないと車両の卸下が出来ないため、2011年に設けられたもので、転地演習や熊本地震などの際にも使用されました。


午前中には各種車両の搭載訓練が行われていたそうで、船内には座間駐屯地の第390施設中隊や武山駐屯地の第31普通科連隊の車両が搭載され、災害派遣機材の説明が行われていました。


そして旧食堂・娯楽室では南関東防衛局主宰の「見てみよう!聞いてみよう! 自衛隊の災害派遣活動 in ナッチャンWorld」というイベントが行われており、横浜駐屯地に所在する中央輸送業務隊他の担当者による講演とパネル展示が。

ナッチャンWorldの田邉船長(海自OB・元ひゅうが艦長)
中央輸送業務隊副隊長・坂元2等陸佐


中央輸送業務隊については以前より興味を持っていましたが、東日本大震災や熊本地震、各種海外派遣活動などでの中央輸送業務隊の活動については初めて知ることが多く非常にためになる講演でした。
(講演が終わったあと、会場の端にいらっしゃった坂元2佐を捕まえてあれこれお話を伺わせていただきました。ありがとうございました)



「ナッチャンWorld」も何度かの運用実績に伴い改修が行われていて、以前は座席だった客室は全て収納式のベッドになっています。
それにより乗客定員も780名から500名に減少しているとのこと。


でも、あちこちに客船時代の意匠が残っているので、かなりチグハグな感じを受ける船内でした。


しかし有意義な見学だったと思います。
また横浜に有事や災害派遣以外で寄港する日を楽しみにしています。

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