自衛隊や米軍関連のイベントのレポートを中心としたサイトです。

護衛艦「いずも」特別公開

0 件のコメント
2015年4月11日(土)、海上自衛隊横須賀地方総監部で行われたヘリコプター搭載護衛艦「いずも」特別公開に行ってきました。

昨日からの雨が降り続く最悪のコンディションで、何度も行くのを止めようかと思ったのですが、今回は事前抽選でせっかく当たったのに行かないと悪いと思い出発。

0805過ぎにヴェルニー公園着。
雨雲レーダーを見ている限りでは雨雲は通り過ぎてるはずなのですが、雨は一向に止む気配なし。
ヴェルニー公園で写真を撮ってから手荷物検査の列に並び、0845に入場。


とりあえずの初「いずも」。
遠くから見てても大きいのですが、近くの寄ると更にデカイ。


「ひゅうが」を初めてみた時「壁だ」と思いましたが、「いずも」は山に見えます。
こんなのが観閲式に出てきたら怨嗟の声が飛びそうw


「いずも」で実用化されたサイドエレベーター。
片持ち式になっていますが、「ひゅうが」とかのエレベーターと基本同じ構造なんだとか。
今回の一般公開では使われてませんでしたが、潮が引いた状態で一番下に下ろすと岸壁に干渉する可能性があるんだそうで。
なので今後共サイドエレベーターに乗れる機会はなさそうです。


格納庫は「ひゅうが」の1.5倍の面積。てか広いのが一目瞭然。
最大積載機数は14機になっていますが、それ以上に入りそう。
でも乗組員の数は増えてないので、運用できませんが(苦笑)


格納庫を区切る防火シャッター。
アコーディオン型と思いきやスライドする形式。


グッズの販売も行われていましたが、グッズにはさほど興味が無いので購入せず。
就役時に制作された通し番号入りのグッズとかも別に売られており、そちらは長蛇の列ができていました。


前部エレベーターで飛行甲板へ。
エレベーターの広さも「ひゅうが」より一回り大きいので、CH-47でも搭載可能です。


飛行甲板も広い広い。
特に艦の中心線と飛行甲板の中心線がズレてるのが新鮮。



そして「いずも」から初採用されたSeaRAM。
「いずも」はSeaRAM×2基とPhalanx×2基が搭載されており、それらが連接して個艦防空を担任します。
全て全自動で行われるので、乗組員もSeaRAMが発射されるのかPhalanxが発射されるのかわからないんだとか。

SeaRAMは最大11発装填可能ですが、撃ち尽くすと再装填には専用の足場を組んで1発30分掛かるそうで、実際のところは撃ち尽くすとおしまいだそうです。


キャットウォークに置かれたLRAD。
抽選で当たった人向けに曳船の体験乗船が行われていたのですが、その人達にLRADを使って放送していました。


第1護衛隊群司令の斎藤海将補も現れ、見学者と記念撮影をすると共に「どこから来られたんですか?」などと声をかけられていました。


総監部の方ともお話したのですが、昨年10月に着任された今の総監は広報に積極的だそうで、今年は期待してくださいとのこと。護衛艦カレーグランプリの2回目もやる方向で動いてるそうです。
調べてみると前の舞鶴地方総監だった井上海将なんですね。
舞鶴のサマフェスが良かったので、これから楽しみです。

実際今日も横須賀では初めての曳船の体験乗船の他、


陸警隊の方が展示がてら装備着けて警備に当たっていました。
陸警隊ずっと見たかったので眼福です^^

他にも「ドーンプリッツ13」の話やら色々と貴重なお話を伺うことも出来、非常に満足度の高い特別公開でした。
「いずも」乗組員、横須賀地方総監部他のみなさまありがとうございました。

0 件のコメント :

コメントを投稿